学校教室の使用に関する市教委からの正式回答と説明のまとめ


「北海道に夜間中学をつくる会」と「札幌遠友塾自主夜間中学」が札幌市教育委員会に求めていた、「学校の空き教室を使わせてほしい」との要望に対する正式回答が5月15日(木)午後6時、市教委会議室で行なわれました。つくる会事務局、遠友塾受講生やスタッフなど35人が出席しました。市教委からは岩井生涯学習推進課長、同課の中主査と伊藤社会教育担当係長の3人が出席しました。

「読売新聞」の記事
「北海道新聞」の記事


 はじめに岩井課長が、


 次に岩井課長は、


 この回答と説明に工藤代表は、

遠友塾の井上事務局長は、


これらの疑問に岩井課長は、


 工藤代表は、


井上さんも3者で話しを進めることの約束を念押ししました。


 続いて受講生やスタッフからの質疑応答が行なわれました。以下の通りです。


スタッフの白倉さん


スタッフの泉さん

  

スタッフの境さん


スタッフ富田さん


以上のことに対する岩井課長の回答、説明は以下の通りです(回答していないこともあります)。


 遠友塾の見学については、市民会館の閉鎖にかかわり2年前に私も見学している。この3月に当時の担当係長が、今年度は異動があったので、先日5人ほど見学をさせてもらった。今回、回答の直前となったのは、スタッフが忙しい入学式を避けたためだ。

  受講生の思いは、市民会館が閉鎖になる時、代わりの場所を確保してほしいとのはがきをたくさん頂いており、共感している。その熱意に応えるため、「ちえりあ」と教育文化会館を紹介した。交通の便から教育文化会館を選ばれたが、教文はできるだけ多くの団体に使ってもらうのが趣旨だが、遠友塾が教室として使えるよう話しを進めた。

  個人的思いで言えば、叔母が農家で兄弟が多く小学校に通えなかった。読み書きができないため大変苦労したのを身近に見ており、新聞を読まれた思いと同じ思いでいる。ただ、仕事となればなかなか思い通りいかないこともある。

 教室を貸す貸さないは、それぞれケースについて学校長が一つ一つ判断することだ。その場合、法的なことは校長も知っていることなので、校長裁量で貸す判断をしたのなら、一般論として問題はないと思う。教育委員会がその判断に横槍を入れることはない。

 調査の仕方などについては今回意見を伺ったので、今後調査に回る時にはそのように(遠友塾の活動を理解してもらうこと)したい。担当は遠友塾が開校した旭川へも行って調べているし、本州の夜間中学の調査にも行く(学校の教室を使っている北九州市の城南中を予定)。視察から戻ったら連絡し報告をする。

 星園高校跡については、2年後には所管が移る。どう利用するかは市全体の問題として扱われる。使いたいという要望があることについては、担当セクションにあげてある。

 教育長にはこういう場でこういう説明をするとの報告はしているが、市長には場をセットしたことしか報告していない。この案件について承知しているとは思うが。


 最後に受講生の桑山玉枝さんと伊藤フサ子さんが、学校に通えず読み書きできなかったことでのこれまでの苦労を話しました。遠友塾とめぐり合って学ぶことができた喜び、学校の門をくぐって勉強するのが夢であること(作文に書いた内容です)を涙ながらに語り(作文に書いた内容です)ました。山川允子さんも農家で満足に勉強できず、いま遠友塾で楽しく学び直していることを述べ、市教委へ支援を訴えました。