21回事務局会議


 「北海道に夜間中学をつくる会」は1018日(土)、北海道教育会館で第21回事務局会議を開きました。

出席者:

工藤共同代表、清水事務局長、泉、飯塚、白倉、森、境、工藤(朱)、井上(嘉)、溝口、丸山


1016日の道新朝刊に載った「夢かなった『教室』は向陵中、来春以降 継続使用OK」の記事について話し合いました。


今後の交渉について

 市教委から向陵中の教室の「目的外使用OK」となってから、使用要件をめぐる市教委、学校、遠友塾との3者協議を行うことになります。


教室利用に関する要望や問題点


討論まとめ


9月26市教委との話し合いについて報告と討論

 まず、夏休み試行使用をもとに今後の長期的使用を受講生とともに話し合う場を、市教委が「必要ない」とした真意について聞きました。−−市教委は、「試行利用について受講生がお礼を言いたいとのことであれば、行政として当然のことをしているのであり、お礼はなじまない」「受講生が試行利用をどう受け止めたか耳を傾け市教委が今後どのような指針で行くのかの説明を―ということであれば、遠友塾の教室に出向いて話す」との回答でした。また、要望を聞く三者協議を設けることも、了承してくれたとのことでした。



討論まとめ

  1.  書面での要望については前回の会議で、受講生を交えた話し合いの場の設定市教委は「その必要はない」と返事を寄せた真意を確かめてから、との話しで終わっております。市教委の真意は分かりましたので、今回あらためて要望書を提出することといたします。その要望には4教室のほか「はじめの会」ができる部屋、スタッフルーム(教材置き場)の使用も含めること、回答期限については窓口折衝において決めることにしました。

  2.  当会では、教文会館の研修室予約と使用料支払いの関係から、市教委の判断の期限を11月初めと伝えており、それまでには回答が出されることも求めていきます。

  3.  向陵中の教室利用は市教委が認めれば今後、遠友塾が使用要件をめぐる協議主体となりますが、「北海道に夜間中学をつくる会」としては、北海道や札幌市などに提出している公立夜間中学校設置など「5項目の要望書」の実現に向けて、息の長い活動が続きます。


 10月23日(木) 札幌市教育委員会 奥岡教育長宛に向陵中学教室の継続使用を求める要望書を提出いたしました。