「ゆっくり生きると道は開ける」*新得共働学舎*宮嶋代表が5月講演*釧路
2009.04.09 北海道新聞夕刊地方


 新得共働学舎(十勝管内新得町)の宮嶋望代表の講演会が、五月十日午後一時半から釧路市生涯学習センターで開かれる。

 釧路市で不登校や引きこもりなどの相談・支援活動を続けているサポートルーム「ハンノキ林」(賀根村(かねむら)伸子代表)主催。「ゆっくり生きると道は開ける」と題して講演。二十歳から東京の公立夜間中学に通い、教員を目指す大学生の土屋裕子さんも体験談を語る。

 新得共働学舎は全国五カ所ある共働学舎の一つで、運営する農場では引きこもりや不登校児、障害者など約六十人が生活。宮嶋さんは農村観光の推進を目指す新得農村ホリデー研究会の会長も務め、自家食材を使った料理の試食会を開くなど、地場農産物の活用法を探る活動もしている。

 参加費は五百円。問い合わせは賀根村代表(電)080・5595・7015。

(島田季一)

北海道新聞社