2008年2月16日 第11回事務局会議
2月7日(木)に行った札幌市教委との協議の報告や、映画「こんばんは」上映に向けての作業分担などについて話し合いました。
出席者:工藤共同代表、清水事務局長、泉、飯塚、井上(嘉)、井上(大)、森、白倉、佐々木、工藤(朱)、丸山の11人が出席。清水さんが司会を務めました。
◇札幌市教委との協議。(2月7日) −−主な目的は、1月23日の市議会文教委員会審議に於ける市教委の答弁内容を確認すること。
飯塚が報告、工藤代表が補足。
市教委からは学校教育部、生涯学習部の担当者ら4人が出席。
長谷川委員が質問した夜間中学の設置、札幌遠友塾への教室利用と財政支援などの要望は、「教育の機会均等の立場から市教委が主体的考えるもの。市教委の基本的スタンスを聞きたい」というように、「認識を問われた」ことへの回答である。
生涯学習部長の答弁について、お年寄が通いやすい、地下鉄大通駅から、4駅以内の学校の空き教室調査は、市教委の係長が駅を中心に500mの円を地図に描き、その範囲の7学校長に行った。その結果は空き教室がないとの回答であった。
大通高校の利用について、平成22年度の新校舎建設から、「学校運営に支障のないかぎり、教室利用に向けた検討を行きたい」との回答は、市民に開放する「視聴覚教室など」のことであり、広く学習意欲を持った人たちとの認識だ。
「つくる会」などとの協議窓口一本化について、市教委の中で一本化し部局横断的な形で対応する。
公立夜間中学設置に関する他市調査は、特別予算は計上しないが通常予算の中で現地調査を行う。
星園高校(南8条西2丁目)は、来年度の学生を募集しない。平成21年度末で閉校し、平成22年度から大通高校に統合される。 したがって、市教委はピンポイントの要望で、星園高校の空き教室の利用を要望された方が受けやすい。−− これに対して当会は、廃校があればその教室利用を検討する、その際に他の市民団体と教室利用が競合することは避けたい、ということを既に市教委に申し入れております。−−その調整は、市教委側が責任をもって行う、との回答を得ています。
市教委として、3月末までに、遠友塾の教室利用に関する何らかの見解を出す、との回答を得ました。
奥岡教育長が近々遠友塾を見学する予定です。
教文会館のホワイトボードの増設とロッカーの増設は、市教委から館の管理者に要請する。
これらの報告を受け、これからの行動計画について話し合いをおこないました。
市教委から3月末までに出される見解を待たずに、星園高校の教室利用を要望すべきではないか? その場合は、現行の4教室の利用を前提として要望したい。
札幌市教育文化会館との平行利用は地理的にできない。 そのなかに、大通高校の市民スペースの利用が提案されるかもしれない。
市教委から見解が示される前に、考えられることを想定し、優先順位などを検討するため、遠友塾との合同事務局会議の開催を行い、案をまとめる。−− この合同事務局会議は、2月22日(金)午後6時半から、エルプラザで開きます。詳細は再度案内します。
◇映画「こんばんは」上映会
後援は現在、道教委、市教委、北教組、札教組、民主教育をすすめる道民連合、民主教育をすすめる札幌市民連合からいただいています。札幌弁護士会からも受けられれば、チラシに追加掲載します。
チラシ配布は1500部を予定、上記後援組織、議会会派に手分けして配ります。
当日の設営や式次第、作業分担など細部は今後煮詰めます。
◇旭川遠友塾の動向
泉さんから7日の準備会に参加した様子が報告されました。
当日は27人のスタッフ が参集。
札幌遠友塾から渡した教材プリントを使い、教科別の話し合いが進んでいる。
4月26日(土)開校、5月10日(土)授業開始。場所は上川教育局の1室。
受講希望者はすでに13人おり、当初はマンツーマンでの授業を目指しています。
依頼され、提供した教科プリントは感謝されております。