日時:7月19日(土)
場所:エルプラザ
出席者:工藤代表、清水事務局長、井上(嘉)、井上(美)、井上(大)、白倉、森、境、工藤(朱)、泉、飯塚、溝口、丸山。
札幌市教育委員会から夏休み期間に札幌遠友塾に学校教室の試行使用を提案されたことを受けて、向陵中学校を下見した報告や、資生館小学校での授業がスタッフ体制としてできるかどうかなどを話し合いました。
会議ではまず清水事務局長が、前回の札幌遠友塾と「つくる会」との合同事務局会議の内容について概略を説明しました。
市教委窓口との事務折衝の際、突然3校での教室使用を提案され今の動きになっている。しかし、5月15日の市教委回答にもとづいて夏休み期間における学校教室の試行使用が提案されている、と述べました。
また市教委として、今回の3校はあくまで試行であり、この結果を参考に学校教室の長期的使用に向けて、引き続き遠友塾と話し合いを続けていく考えであることを述べました。
また星園高校の問題では、学校側は空き教室もいろいろ使っており、貸すことは学校教育上支障がでるとの校長判断もあり、「これ以上の進展はない」というのが市教委判断だったとのことです。
続いて、向陵中の下見をしてきた泉さんから、感想や要件についての報告がありました。
下見には当方から清水、泉、守田、横山(晴)の4人、市教委は中主査、伊藤係長が出向き、学校側は佐藤校長と教頭が立ち会った。
校長の話では、1年の道徳の時間にNHKの遠友塾を紹介したビデオを見せ、感想文を書かせたところ、感動した内容をたくさん書いてきた。子どもたちにいい勉強になったとお礼をいわれた。
教室使用中の管理(カギの開け閉めなど)は市教委の権限でやり、玄関は午後5時半に開け、午後9時に閉めるのでバラバラの出入りは避けてください。
教室は4教室とも机、いすは35人分。狭く感じました。
学校に車いすは2台あるので、1台を借ります。(伊藤フサ子さん用)
トイレは1階と2階にあり、そのうち1つは洋式で車いすでも使える。1階の体育館手前にも身障者用トイレがあり、行く途中にはシャッターがあるが手動で開閉できる。水飲み場も1階、2階にある。
駐車場は3カ所ある。しかし当日は体育館の開放事業もあり地域の人も使うので、こちらの希望は3台プラスアルファとしました。
夏休み中で生徒は来ないが、持ち物が置いてあるかもしれないので注意してください。
黒板やチョークは自由に使えるが、黒板消しは使用後に清掃してください。
教室などの帰りの掃除は、大きいごみを拾う程度でいい。
センサーによる自動警備を行っているので、3、4階へ上がることは厳禁です。
階段は1段の高さが低く使いやすいが、廊下を含め滑りやすいのでスリッパよりは上靴の方がいい。ただし、底が黒いものは跡がつくので避けてください。
教室の窓には網戸がないので、授業の始まる前までに開けるなどして温度調整が必要かもしれない。教室の明るさについては分からないが多分、教文にくらべて暗いだろう。
下校に当たっての点検は市教委と一緒に行なう。
校長は30日に在校していて授業の見学に来ると思う。教頭は8月6日もいます。
学校教室の試行利用へ向けての準備、役割分担、連絡や注意事項などについては、引き続き開かれる遠友塾の全体会議に預けました。8月16日に資生館小を使うかについても、全体会議で、当日集まれるスタッフを確認して決めることにしました(同会議では20人くらいの予定が立ち、補修授業の実施が決まりました。時間は午後1時から3時までです)。
このあと清水さんから7月21日に資生館小、7月24日に白楊小の下見をする日程が話されました。