第22回事務局会議
「北海道に夜間中学をつくる会」は11月15日(土)、エルプラザで第22回事務局会議を開きました。
出席者:工藤共同代表、清水事務局長、泉、飯塚、佐々木、溝口、白倉、森、境、工藤(朱)、井上(美)、丸山
議題
10月23日(木)に札幌市教育委員会の教育長に宛てて提出した「向陵中学校の教室の長期的使用」の要望書についての報告。
11月12日(水)に札幌遠友塾の「はじめの会」で行なわれた市教委生涯学習部からの「要望書」に対する回答書の内容についての確認。
今後の「向陵中学校の使用要件」に関する3者協議の態勢などについて。
議題1、2 : 10月23日の市教委との窓口交渉の模様を泉さんが報告しました。
「つくる会」と遠友塾からは清水、泉、守田のほかに要望書の提出の為に工藤代表も出席しました。市教委からは伊藤係長、中主査、加藤生涯学習部長が出席してくれました。
北海道新聞の「夢かなった」の記事(10月16日)については、当会から話したものではないことを伝えました。
工藤代表が要望書を加藤部長に手渡し、趣意を説明して向陵中の教室使用を求めました。
加藤部長は夏の試行使用では問題がなく、学校の子どもたちには道徳の授業などで良い影響があったと評価している。教室の使用については前向きに検討していると話されました。
実際どこまで話が進んでいるのかの質問に、市教委は学校側と三者協議で詰める内容(カギの保管や管理の仕方、スタッフルームや教材置き場の選定など)を検討していると答えました。
これらの他に、@この「要望書」の回答の際には市教委が遠友塾にきて受講生にその内容を説明してほしい事と、A冬休み中の1月14日も向陵中学教室の試行利用がしたいと、お願いしました。−−「要望書」に対する回答は11月12日に遠友塾の「はじめの会」に来て行っていただきました。後者については、学校に打診してくれることを約束していただきました。
清水事務局長から次の補足がありました。−−市教委からは要望書の回答日のほか、初回の三者協議を11日18日(火)に行いたいとの連絡がありました。また、授業の4教室使用と「はじめの会」の多目的室使用は良いが、教材置き場とスタッフルームをひと部屋で兼ねるのは狭すぎるので、スタッフルーム用に別の1教室を当てる提案がなされました。
議題3 : 続いて「使用要件」に関する第一回三者協議の窓口体制を話し合いました。
今後は遠友塾が主体となることから、工藤代表、守田・丸山両副代表、井上事務局長と、「つくる会」から清水事務局長と泉事務局次長を加えた6名が協議会に参加することに決まりました。
二回目以降の三者協議については、人員を絞った事務レベルでの窓口交渉を行うようにしていきたい。−−これらのことは、その後に行われた遠友塾の第211回全体会議で承認されております。
その他
今回の回答に対し、上田市長に礼状を出します。さらに、これまでお世話になった市議会各会派や道議会、北教組・札教組など関係者にも礼状を出し、できる限りでのお礼のあいさつを行なっていくことにしました。−−議会会派を回る時には、継続審議になっている請願、陳情についての採択要請を再度お願いすることにいたします。
「つくる会」会員へは「きぼう」第3号を12月中に発行し、この間の動きをお知らせすることにしました。