「北海道に夜間中学をつくる会」は4月24日(金)、北海道教育会館で第27回事務局会議を開きました。
出席者:工藤共同代表、清水事務局長、井上(嘉)、井上(大)、井上(美)、白倉、工藤(朱)、境、泉、飯塚、溝口、丸山
5月31日(日)に開く第3回定期総会の組み立てや議案書の内容検討、役員改選への対応などを話し合いました。
工藤代表報告
函館遠友塾の入学式(4月15日)に出席した感想が述べられました。2階に控室があり4階の式場と別々だったこと、式は受講生とスタッフが対面する形式で行われ驚いたとのことです。札幌遠友塾と教科で違うのは理科があること、またスタッフ活動で、事務部をつくり、そこが会場の設営・飾りつけなどを担っており、給食も中心になってやるそうです。その他の感想は以下の通りです。
テレビ局や新聞社など多数取材があり、廊下のあちこちで個人取材が行われ照明やフラッシュでごったがえしていした。高校の放送部も取材にきていた
札幌遠友塾を卒業した滝口さんも来ていた。函館に「もっと早くできていればね」と声をかけると、「学ぶべき時期というものがあり、私はあれでよかった」と話していた。滝口さんが通っている有朋高校の先生の1人がスタッフになっていた。
専門学校の先生をしている野村氏の呼びかけで、そこの学生スタッフが多くいた。若い人がスタッフにいる雰囲気はいいものだ。
スタッフを含め、総勢で70人くらい。この人数を1つの部屋でやるのは大変で、今西代表は、来年、再来年のこともあり教室確保に問題だなあ、と言っていた。
学級通信を出したいがどのようなものにしたらいいかとの相談があったので、「遠友だより」と手元にある全国から送られてきたものを送った。
また、先の札幌遠友塾の入学式で、来賓からの祝辞をいただいた植村向陵中校長、メッセージを寄せてくれた佐藤・前校長、市教委の北原教育長に、代表から礼状を出した。
釧路「くるかい」の要請で送った札幌遠友塾の授業教材が「プレスクール」で大変役立った、とのお礼のあったことが伝えられました。
函館遠友塾、釧路「くるかい」からの報告は掲載できました。旭川遠友塾からは、連絡窓口から、スタッフ会議で報告をまとめる時間的に余裕がなかった為と説明されました。 旭川も2年目に入り、会場の確保や、ことしの入学者はどれくらいだったのかなど簡単な報告が、「つくる会」総会までにいただけるようお願いすることにしました。
懸案だった共同代表候補には札幌自由が丘学園の亀貝理事長の快諾を受けています。
清水事務局長は今期で退任します。
総会次第は資料@の通りです。
内容検討の結果は以下の通りです。
3番目講演会の佐藤校長の肩書きを「本郷新記念札幌彫刻美術館長 佐藤 信先生(前札幌市立向陵中学校長)」と入れ替える。
4番目、「連帯のあいさつ、活動報告」を「自主夜間中学からの連帯のあいさつ」(札幌遠友塾、旭川遠友塾、函館遠友塾、釧路「くるかい」)とする。
議事の「2008年度活動報告」(資料A)の「2009.04.15」と「2009.05.09」の項から「連帯アピール」を削除する。
「2009年度活動方針(案)」(資料B)の(3)の項目で3行目「授業実施」を「授業実践」と修正する。4行目「必要を話し―」を「必要性を話し―」と修正する。
※活動方針案については事務局会議後も意見交換が続けられています。
また工藤代表から、公明党が毎年テーマを決め開いているセミナーへの講演依頼があり、「つくる会」の運動趣旨に沿うものであり了承したとの報告がありました。
このあと、資料印刷作業などの分担を決めました。