第43回北海道に夜間中学をつくる会事務局会議(2010−02


 7月1日(木)、2010年度第2回事務局会議を開催しました。

 出席者 工藤共同代表、泉事務局長、飯塚、井上、谷岡、小寺、境、佐々木、篠原、白倉など10名です。


 議題

1.市議会文教委員への挨拶の報告と今後について

 2.第2回北海道自主夜間中学交流集会の準備について

3.7月24日(土)の全国夜間中学校研究会の交流集会への参加について

4.その他(「夜間中学基金)

話し合ったこと


議題1.について


 6月8日(火)に札幌市議会の各会派に総会後の挨拶に行き、話し合いをしております。

 文教委員長である長内直也市議(自民党)とお会いしました。そこにはこれまでの当会要望の経緯を知っている前文教委員の宗形議員も同席していただくことができました。

 2007(平成19)年1115日に、札幌市議会議長に提出した「陳情書」が継続審議になっており、今後の措置についていくつかお話しを聞きました。

 また、向陵中学校の教室を使えるようになったことや、札幌市長や教育委員会との話し合いのなかで進展していることがらもあり、全会派の文教委員が一同に集まった話し合いの場をもつことができないか、との相談をさせていただきました。

 後者については、文教委員長であっても全会派が横断した「話し合いの場」を設定することは、会派の独自性からできない。自民党としては、文教委員が集まって話しを聞くことができる。参議院選挙後で、盆前であれば日程をとることができる。

 陳情は同じ事項で再度することはできない。先におこなった陳情を具体化した事項で提出することはできる。そのことは自民党との話し合いの日程を決め、そこでどのようにしたらよいか打ち合わせをおこなうことにしました。

 民主党との話し合いには、川口谷、篠田、峯廻、大嶋各市議らが出席してくれました。そこでは、これまでの陳情の経過もふくめ今後どのようにしたらよいか、文教委員、政策審議会メンバーと話し合いをもつこととしました。

 日程は、8月3日(火)午後1時より。

 市民ネットワークについても、伊藤市議(文教副委員長)もふくめ政策メンバー等と話し合います。日程は、8月3日(火)午後3時より。

 公明党は阿知良市議(文教委員)が話し合いに応じていただき、同様に話し合いの場を設定することに理解をいただきました。

 共産党は井上市議が応対していただき、今後の支援を約束してくれました。(つくる会の総会に出席してくれました)


 このように公立夜間中学校の開設や自主夜間中学への財政支援など、継続審議になっているいまの陳情を「審議」してもらうようにするのではなく、それを具体的な要望にして文教委員会で審議して進展することがでるよう、各会派との話し合いでまとめていきます。来年4月の統一地方選挙などで、各会派のマニフェストにそれらの要望を取り入れてもらうことができないかも検討してもらいます。

 そのための「臨時事務局会議」を開催(7月26日)し、そこで各会派と話し合いに望む具体案のとりまとめをおこないます。

 新任の事務局員からは、公立夜間中学と自主夜間中学との関係が明確でなく、今後もこれらのことを丁寧に説明してもらいたいとの要請がされています。


議題2.について


 7月31日(土)の北海道自主夜間中学交流集会で体験発表する受講生・学習者さんと題目を決めてもらい、案内文章を作成・配布することの検討をおこないました。

 札幌遠友塾2名が決まりました。釧路くるかいが1名決まり、あと1名の要望をしています。函館遠友塾はまだ連絡がありません(3日までに決めてもらう)。旭川は全体会議で参加しないことを決めたが、生徒会には案内文書を配布してもらい、個々での出席があるかもしれない。

 案内文書の原案を確認しました。印刷枚数2,000

 向陵中学校にも全校生徒に配布。

 臨時事務局会議で、式次第の確認と役割の分担を決める。


議題3.について


 7月24日(土)午後1時半より、千葉市文化センターで、「全国夜間中学研究会交流集会」が開催されます。

 それには、札幌遠友塾から受講生の伊藤フサ子さんが出席(スタッフ2名)します。「つくる会」は、工藤共同代表、飯塚、小寺(都合により泉の出席)が了承されました。

 翌日25日(日)午前は、「えんぴつの会」や関本先生と交流します。


臨時事務局会議: 7月26日(月)午後6時より エルプラザ2階