「北海道に夜間中学をつくる会」第44回事務局会議(2010−03)
(臨時事務局会議の報告)
開催日時: 7月26日(月)午後6時から
出席者:工藤共同代表、泉事務局長、飯塚、工藤(朱)、小寺、篠原、白倉、谷岡
議題
1.第2回北海道自主夜間中学交流集会の準備
・当日の時程の確定
・当日と当日までの役割分担
かでる2・7(4階大会議室 216名収容)
13:00 開場(会場は12:45にならなければ開きません)
13:15 開会(工藤共同代表挨拶)
13:30 札幌遠友塾(じっくりクラス)
函館遠友塾(男性)
| 生活体験発表 釧路「くるかい会」
函館遠友塾(女性)
14:50 札幌遠友塾(3年クラス)
休憩
15:00
| 会場参加者による感想・発言交流
15:30
16:00 会場撤去
16:30〜19:30 食事会(交流会)最大収容人数24名
参加者前日まで集約確定 中村屋旅館(緑苑ビル1階)
発表を記録し、後日に記録誌を作成します。
2.札幌市議会各会派との話し合い
・8月3日(火)午後1時 民主党政審・文教委員
午後3時 市民ネット(南2条東1南2条ビル)
・8月5日(木)午前11時 公明党政審
(以上、出席者は10分前までに市役所1階ロビー集合)
・8月6日(金)午後1時 自民党政審説明(開催前に説明のみ)
(工藤・泉・飯塚3名参加)
提案内容は、工藤さんが「義務教育未修了者の学習保障に関する陳情の経緯とこれから」をまとめられ、たたき台として提出されました。(資料2添付)
その前の確認(第2回7月1日:事務局会議)
札幌市議会へ提出した「義務教育を受ける機会が実質的に得られていない人たちへの修学保障を求める陳情」(平成19(2007)年11月15日受理 文教委員会付託「陳情第14号)は、2007年1月23日、文教委員会陳述、審議のあと継続審議になっております。来年3月末の議員任期終了をもって「審議未了廃案」となります。これを審議するには、来年3月前に「陳情書」を取り下げ、再度、陳情書ないし要望書をあげ、残された3回の会期で審議を求めることです。その際、遠友塾の「学校教室の提供」は実現していますから、財政的支援を求めることと、公立夜間中学の設置を求めることはできます。
また、陳情が廃案になっても、新議会に陳情書ないし要望書を提出する場合、求める要旨は上記と同じになります。
そこで、@札幌市長に提出した「5項目の要望」を実現していくには、今後、議会に向けどのようにしたらよいか、また、A遠友塾が教室使用をできるようになって、さらに行政支援(3者協議の枠を越えた)を受けるにはどうするのが良いか、この二つのことを市議会各会派と話し合うため、上記日程となりました。
工藤さん提案の文書「(1)陳情にいたる経緯とその後」について
08/11/12 新年度から向陵中学校での継続的授業の実施決定(三者協議開始)
について。それは、2008年10月23日、当時の教育長奥岡さんへ2項目の「要望書」を提出したことに対する回答です。
(2008年6月30日、3校の学校教室の試行使用をした後の要望)
この要望書の提出は経緯から抜けていますので、(資料1)を添付します。
工藤さん提案の文書「(2)課題とこれから」について
工藤さんはここで、現状では「行政財産目的外使用許可の制限」があるので、「北九州市の共同事業…自主夜間中学の授業支援…に準じた方策」を各会派との話し合いで述べ、夜間中学への支援(その内容および文言は会派におまかせする)を、来年の統一地方選挙のマニフェストにいれてもらうようお願いする、と提案文書の説明でされました。
これに対し、事務局各人が札幌市との共同事業をおこなうイメージを話し合い、そこから各会派はどのような支援ができるかをくみ取ってもらう。
また、各会派との話し合いは国会での質問やインタビュー記事などの資料をもとにそれぞれの会派にあった説明をおこなう。
さらに、公立夜間中学の開設にむけた方策(調査研究であっても)をとってもらうようにできないか。
これらのことを話し合いました。工藤さんは、改めた文章を31日までに作成します。
【資料1】
2008年10月23日
札幌市教育委員会
教育長 奥岡文夫 様
札幌遠友塾自主夜間中学代表
工藤 慶一
北海道に夜間中学をつくる会
共同代表 工藤 慶一
要 望 書
いつも当自主夜間中学の活動に特段のご配慮を賜り、誠にありがとうございます。8月行われた学校教室の試行使用の成果をふまえ、下記の事項を要望いたします。
記
1. 授業場所として、毎週水曜日の夜、札幌市立向陵中学校の普通教室4つを使用させていただきたい。
2. 「はじめの会」が行える多目的教室1つと、教材置場を兼ねたスタッフルームとして1室を使用させていただきたい。
尚、使用要件に関わる具体的な諸点につきましては、今後学校を含む3者にて、相談検討をさせていただきたくお願い申し上げます。
今後とも、私たちのお力になってくださいますよう、切にお願い申し上げます。
以上