「北海道に夜間中学をつくる会」第13回事務局会議(3月15日)
出席者:工藤共同代表、清水事務局長、井上(嘉)、井上(美)、井上(大)、飯塚、泉、溝口、白倉、工藤(朱)、森、境、丸山
司会:清水
1,札幌市教育委員会への要望・確認
「北海道に夜間中学をつくる会」事務局は2月22日(金)に実施した「札幌遠友塾」事務局との合同会議の結果を受けて、札幌市教育委員会に、札幌星園高等学校の教室利用と財政支援の要望を、2月26日(水)に文書で提出しました。
その際、札幌市教委からは、文教委員会(1月23日)で質問された「星園高校の利用」の可能性について、すでに、市民まちづくり局(企画部調整課)に文書で上げていることを知らされました。
また、札幌遠友塾の教室利用についての要望に対する回答が、3月24日の週(日時の確定は後日知らされます)に、加藤生涯学習部長から文書でなされます。
その回答を受ける場には、札幌遠友塾のスタッフおよび受講生にも出席を呼びかける事と致します。
3月12日(水)に、木村生涯学習部係長が遠友塾の授業を参観して下さいました。そのさいに、13日(木)の札幌市議会第1部予算特別委員会において、長谷川委員が質問することを知らされました。
その委員会を、白倉さんと清水さんが傍聴し、その審議事項は文章で、「つくる会」事務局および遠友塾スタッフに配付しております。
1月23日の文教委員会後の新たな星園高校の教室利用の要望について、札幌市議会各会派の文教委員にお知らせするため、その文章を飯塚が作成し、工藤共同代表が配付することを申しあわせました。
白倉さんからは、星園高校が閉校(2009年度末)になった後の施設利用に、防災センター設置案も検討されている、と聞かされました。
2,札幌市教育委員会の正式回答後の対応について
札幌市教委回答後の対応については、どのような内容になったとしても、早急に「遠友塾」と「作る会」との合同事務局会議を開いて今後の要望を決めていくことと致します。
また、道との「ひらがなふり」の交渉窓口の一本化について、何の回答も無いことから、再度の働きかけが不可欠として、近く話し合いを申し入れることにしました。
あわせて、「つくる会」としても「自主夜間中学旭川遠友塾」が開講してからの支援を道教委学校教育部と生涯学習部へ要請していくようにする。
3,映画「こんばんは」上映会の反省
映画「こんばんは」の収支について工藤(朱)さんが以下の報告をしました。
料金(500円)を払った人は84人で、「つくる会」スタッフを含めると参加総数は約100人。
コーヒー販売の益金寄付は18,750円で、他に参加者から若干のカンパがありました。
収支としてはかなりの赤字になります。−映画の借り賃は10万円−
差額は、「つくる会」会計から補填する事と致します。
前回の上映は遠友塾受講生やOBが多かったが、今回は学校の先生たちが目立ちました。議員は民主党、市民ネット、共産党の市議の参加がありました。札幌市総務部の人も来ていました。
4,「自主夜間中学旭川遠友塾」の動向
−−泉さんから「旭川遠友塾」準備会の活動についての報告がありました。
3月10日の第10回準備会では37名の参加者を数えました。参加者の職種も多様になり、年齢層も厚くなって安定感が感じられました。
4月26日(土)に開校・入学式、5月10日(土)に始業式の予定で、18人に入学案内書を出し、12〜13人から入学申し込みが来ているそうです。
マスコミ関係とも接触し、HBCが密着取材しているそうです。
賛助会員は1口千円で500口が目標ですが、すでに318口に達しているそうです。
「旭川遠友塾」は「札幌遠友塾」と教科交流をやりたいとの希望を持っているとのことです。
5,総会の開催について
「つくる会」が発足して間もなく1年になりますので、定期総会開催の準備を始めます。
総会は、今のところ5月25(日)を予定し、4月23日(水)の事務局会議で詳細を決めることと致します。
文責:丸山、(管理人)